ハウスクリーニングの水まわり別料金相場と掃除業者の選び方!

高齢者世帯や共働き世帯の増加などによって、年々ハウスクリーニングサービスを利用する方が多くなってきました。ハウスクリーニングサービスを使う一番のメリットは、自分の手を汚さなくても、清掃のプロが特殊な洗剤、機材、スキルによって普段の掃除では落とせない頑固な汚れもキレイさっぱり落としてくれるところ。また、しばらくは洗剤の効果などによって汚れが付きづらくなったりと日々のお手入れの手間も楽にしてくれます。

しかし、初めて頼む人にとっては「料金はどのぐらいかかるのか」、「数ある清掃業者の中でどうやって選べばいいのか」など不安なことも多いと思います。そんな不安を解消し、安心してハウスクリーニングサービスを利用していただくために、今回は水まわりごとのハウスクリーニングの相場とハウスクリーニング業者選ぶポイントをご紹介します。

【1】キッチンのクリーニングと料金相場

【2】レンジフードのクリーニングと料金相場

【3】浴室/お風呂のクリーニングと料金相場

【4】トイレのクリーニングと料金相場

【5】洗面所のクリーニングと料金相場

【6】ハウスクリーニング業者の選び方

【6-1】自社施工の会社を探す

【6-2】損害保険に入っている

【6-3】ホームページを必ずチェックする

【7】まとめ

【1】キッチンのクリーニングと料金相場

キッチンのクリーニングは主にシンクやガスコンロ(およびガス台部分)などが対象となります。油を使うため頑固で落としづらい汚れが溜まりやすく、シンクは水アカなど擦っただけでは落ちない汚れが付着します。そのまま放置していると、落とすことのできないサビに進展してしまうことも。普段から掃除はしているのに、汚れているように見えるときはぜひプロに依頼してみてください。

キッチンクリーニングの料金相場はキッチンのサイズなどにもよりますが13,000〜17,000円が多いです。注意点としては、汚れやすく設備によっては分解が必要な換気扇/レンジフードは別途費用になることがあります。また、置き型のガスコンロかビルドイン型のガスコンロかで費用が変わることもあるので事前に確認することをオススメします。

掃除の手順としては、ガスコンロの五徳やグリル部を取り外して焦げ落とし、浸け置き洗浄。天板の洗浄、ガス台の洗浄後、シンクの水アカ、排水溝の洗浄といった流れで所要時間は1時間半〜3時間ぐらいが目安です。

【2】換気扇/レンジフードのクリーニングと料金相場

換気扇やレンジフードは調理の際に出た油が付着し、そこへホコリなどがくっつくことで落としづらい頑固な汚れになります。汚れをそのままにしていると、重さや接触などにより、徐々にファンの軸がブレて故障してしまうことも。特にレンジフードタイプは素人では分解や清掃が難しいため、定期的にプロのメンテナンスを入れることをオススメします。

換気扇/レンジフードクリーニングの相場は換気扇が8,000円〜1,2000円ほどでレンジフードが12,000円~18,000円ほどです。分解清掃箇所が多いレンジフードの方が料金がかかるので注意してください。

掃除の手順は、まず取り外しの際に油などでキッチンを汚さないように養生を行います。その後換気扇/レンジフードを分解し、特殊な洗剤で浸け置き。その間に換気扇/レンジフードまわりを洗浄します。浸け置きして汚れを浮かせておいた各パーツを洗浄し、しっかりと拭き取って組み立てます。後は養生を回収して完了です。所要時間は換気扇が1時間〜1時間半程度、レンジフードが1時間半〜3時間程度が目安です。

【3】浴室/お風呂のクリーニングと料金相場

浴室/お風呂は水アカ、皮脂汚れ、シャンプーや石鹸などの残留洗剤、カビなどさまざまな汚れが溜まりやすい場所で、追い炊き用の配管など個人では掃除が難しいところも多いです。

浴槽や蛇口の水アカや、シーリング部分の黒カビなどが目につきやすいですが、ほかにも気をつけなければならない場所があります。ユニットバスなどの浴槽はバスタブ部分とカバーから構成されていて、このカバーをエプロンと呼びます。バスタブ部分とエプロンの間の空間は湿気が溜まりやすく、エプロンを外すとカビがびっしりということも…。定期的に徹底的にクリーニングして清潔な浴室/お風呂を保ちましょう。

浴室/お風呂クリーニングの相場はさまざまなオプションがあり、どこまでやるかで料金が変わってきますが一般的な費用としては18,000円〜22,000円が相場です。ここに配管清掃、エプロン内部清掃、防カビコーティングなどのオプションを付けていくパターンが多いです。

基本的な浴室/お風呂クリーニングの内容は、浴室まわりの養生を行い、換気扇の簡易清掃、天井や壁のカビ取り、エプロン取り外し後に内部清掃、蛇口やシャワーヘッド部分の水アカ除去、床のカビ取り、排水溝の洗浄といった流れです。オプションなどにもよりますが、所要時間はおよそ1時間半〜3時間ほどです。

【4】トイレのクリーニングと料金相場

「掃除をしているのにニオイが取れない」「黒ずみや尿石が取れない」というときは、一度ハウスクリーニングを利用してみてはいかがでしょうか。トイレは毎日使う場所ですので汚れやすく、掃除をしていても徐々に落ちない汚れが溜まっていきます。また、普段の掃除ではあまり手を入れないタンクの中も清掃してくれるので、流れる水がキレイになることから汚れが溜まりにくくなるといった効果もあります。また、ウォシュレットが付いているタイプであればウォシュレットの分解洗浄などもやってくれることがおおいです。

トイレクリーニングの相場は7,000円~1,1000円ほどです。トイレといっても組み合わせ便器、一体型トイレ、タンクレストイレ、ユニット一体型トイレ、和式トイレなどさまざまな種類がありますので清掃料金が上下することがあるので注意してください。

一般的なトイレクリーニングの流れは、汚れに合わせた洗剤での便器、便座、タンクの洗浄。ウォシュレットがあればウォシュレットの分解洗浄。床、照明、換気扇、窓ガラス、収納スペース、ドア、壁面クロスのすすはらいなどがメインになってきます。所要時間は30分〜1時間半ほどとなっています。

【5】洗面台のクリーニングと料金相場

身支度を整える洗面台は化粧品、整髪料、歯磨き粉などを流すため、排水溝がニオイやすかったり、髪の毛の詰まりなども発生しやすくなります。また、陶器、蛇口、鏡に水アカが蓄積されやすいので定期的に掃除する必要があります。

洗面台クリーニングの相場は広さにもよりますが7,000円〜11,000円です。特に鏡のウロコ(水アカ)は普段の掃除ではなかなか落とすことができないので、「鏡が見えづらくなったな」と感じたら定期的にハウスクリーニングでプロに任せるのがオススメです。

洗面台クリーニングの流れとしては、まず清掃部以外の場所に養生シートやブルーシートで洗剤が離散しないようにします。その後、換気扇の簡易清掃、鏡のウロコ取り、陶器部分、蛇口の水アカ除去、排水溝の洗浄、拭き取りと棚の清掃を行い、養生を回収して完了です。所要時間は1時間〜2時間ほどです。

【6】ハウスクリーニング業者の選び方

ハウスクリーニングは、開業にあたり資格や開業届け等が必要ないため比較的参入しやすい業種です。そのため、個人事業主から法人まで多くのハウスクリーニング業者がおり、利用者にとっては「どの業者を選べばいいかわからない」「どんな基準で選べばいいかわからない」といった悩みが出てきます。そこで、ハウスクリーニング業者を選ぶ3つのポイントをご紹介しますので、ぜひ業者選びの参考にしてみてください。

【6-1】自社施工の会社を探す

ハウスクリーニングの依頼を考えたとき、一番最初に思いつくのがテレビで宣伝しているような大手ハウスクリーニング会社だと思います。しかし、大手ハウスクリーニング業者は受けた仕事を提携しているその地域のハウスクリーニング業者に仕事を流すので、実際にはその業者の技術次第で品質が変わってきます。しっかりとした実績を参考にハウスクリーニング業者を選びたい場合は、仕事の依頼を受けたら自社で作業までする自社施工の会社を選ぶことをオススメします。

自社施工のメリットは中間に紹介料をとる別業者を挟まないため、適正価格で依頼できるということがあるほか、身元がはっきりしているので連絡を取りやすい要望を聞いてもらいやすいといったことがあります。質がよかったのでもう一度お願いしたいといった場合でも、大手の場合は別の業者が来ることもありますが、自社施工であればそこに頼むだけで同じ品質のサービスを受けられます。

【6-2】損害保険に入っている

ハウスクリーニングでは思わぬトラブルが発生することもあります。強力な洗剤を使用するため、例えばフローリングなどに付着した場合に変色してしまったり、作業中に設備を破損させてしまったりといった内容です。そんなとき有効なのが損害保険。これはハウスクリーニング業者側が加入するものなので、利用者はこの損害保険に加入している業者を選ぶことで万が一トラブルが発生したとしても補償を受けることができます。ハウスクリーニング業者を選ぶ際にはホームページなどでしっかり表記をしているを確認する。依頼前に損害保険に加入しているかを聞くといったことを心がけましょう。

【6-3】ホームページを必ずチェックする

ハウスクリーニング業者は数が多いため、残念ながら少なからず悪徳業者も存在します。その見分け方のポイントはホームページをチェックすることです。悪いことをするとなるとできるだけ顔は見せたくないものですので、ホームページに従業員の顔写真が載っているかどうかという点はよく注目してみてください。もちろん、載ってないからといってすべてが悪徳業者だという訳ではありませんが、載っていた方が安心できますし、実際にどんな人が作業に来るかなどがイメージできるといったメリットがあります。

また、ホームページに各ハウスクリーニングサービスの値段が表記されているかも注目ポイントです。悪徳業者の手口として、値段は表記せずに作業終了後の断れないタイミングで高額な料金を請求するというものがあります。なので、事前にホームページで料金をチェックし、依頼時や作業前に必ず総額の料金を聞いてみたり、相場よりも高い場合はその理由を聞いてみたりしてください。

【7】まとめ

ハウスクリーニングは、年に一度の徹底的な大掃除や家事にあてる時間の軽減のほかにも、近年では記念日などにいつも家事をしてくれている家族へのプレゼントとして依頼することも多いです。これらの相場や業者選びのポイントを踏まえれば、安心して満足できるハウスクリーニングサービスを受けることができますので、依頼の際は参考にしてみてください。

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